Carrd 日本語 - 日本語で使うための完全ガイド
「Carrd を日本語で使いたいけど、メニューが全部英語でよく分からない」「日本語フォントや日本語プロフィールの例が欲しい」という人向けの、日本語まとめガイドです。 このページでは、Carrd は日本語に対応しているのか?から始めて、言語設定のやり方・日本語フォントの選び方・日本語プロフィール例・多言語対応の考え方まで一気に整理します。
Carrd は日本語に対応している?
結論から言うと、
- Carrd の管理画面やメニューは英語のみ。
- ページ自体は日本語を問題なく表示できる。
- 日本語 UI が欲しい場合は、Carrd ではなく slidde を使うのが一番手っ取り早い。
実際に、日本語だけで作られたプロフィールサイトやキャンペーンページなど、Carrd で作られた日本語サイトはすでにたくさん存在します。 ポイントは次の 3 つです。
- サイトタイトル・本文・ボタン・フォームなど、コンテンツはすべて日本語で入力できる。
- PC・スマホともに、日本語テキストは標準フォントで綺麗に表示される。
- 「日本語 UI」は無いものの、日本語ユーザーにとって十分実用的なワンページサイトが作れる。
Carrd の言語を日本語に設定する方法
Carrd の「言語設定」は、主にブラウザや検索エンジンに対して「このページは何語か」を伝えるためのものです。 ここを日本語にしておくと、日本語ユーザー向けのページだと認識されやすくなり、SEO やアクセシビリティの面でもメリットがあります。
手順:言語を日本語にする
- Carrd にログインし、編集したいページを開きます。
- 画面右上の「歯車アイコン(Settings)」をクリックして、サイト全体の設定パネルを開きます。
- 「Site」タブ、もしくは「General」タブの中にある Language 項目を探します。
- プルダウンから
Japaneseを選択します。 - 変更を保存して、ページを再公開します。
この設定を行うと、ページの lang 属性が日本語として扱われ、ブラウザや検索エンジンが「日本語ページ」と判断しやすくなります。
より詳しい画面付きの手順は、以下のページで解説しています。
日本語サイト向けのフォントとレイアウト
Carrd 自体は独自フォントを提供しているわけではなく、ブラウザにインストールされている日本語フォントや、Web フォントを組み合わせて表示します。 そのため、「どのフォントをベースにするか」「行間や文字サイズをどうするか」で読みやすさがかなり変わります。
日本語で無難に使えるフォントの考え方
- 基本は「ゴシック体」ベースにすると、スマホでも読みやすくなります。
- 明朝体は見出しや短いキャッチコピーに限定して、長文はゴシック体にした方が読みやすくなります。
- Web フォントを使う場合も、日本語対応のものを選び、読みやすさを優先して組み合わせると安心です。
Carrd で使える日本語フォントの具体例は、以下の記事で「日本語」と検索(Ctrl + F)すると一瞬で見つかります。
- Carrd 組み込みフォント一覧
Carrd で日本語プロフィール・自己紹介ページを作る
Carrd は「1 枚のプロフィールページ」や「自己紹介サイト」を作るのに向いているサービスです。 特に、SNS プロフィールや名刺代わりのページとして、日本語で自己紹介やリンク集をまとめる用途でよく使われています。
日本語プロフィールページを作るときは、こんなブロック構成が定番です。
- ヒーローセクション:名前・肩書き・簡単な一言紹介
- 自己紹介:経歴・普段やっていること・何が好きか
- リンク集:SNS・ポートフォリオ・ブログなどへのボタン
- 連絡先:メールフォームまたはメールアドレス
より具体的なテンプレートと日本語文例は、別記事で詳しく解説しています。
英語+日本語の多言語 Carrd を作るには?
「英語版と日本語版を両方用意したい」「名刺からアクセスした人に言語を選んでもらいたい」というケースでは、Carrd 単体では自動翻訳や言語スイッチャーは用意されていません。 その代わり、ページを複製して言語ごとに URL を分け、リンクでつなぐという運用が一般的です。
おすすめのパス設計は、次のように言語ごとにディレクトリを分ける形です。
- 英語ページ:
/en - 日本語ページ:
/ja
Carrd は 1 サイト 1 ページが基本なので、「英語版ページ」と「日本語版ページ」をそれぞれ作って、ヘッダーやフッターに「EN / 日本語」などのボタンを置き、互いの URL にリンクさせる形になります。 もし複数ページ構成や、もっと柔軟な多言語構成を取りたい場合は、slidde のようなマルチページ対応のサイトビルダーを使うと整理しやすくなります。
たとえば slidde では、
/enと/jaのように、言語ごとにディレクトリを分けたマルチページ構成- 内部リンクでの言語切り替えボタン
- ページ単位での SEO 設定 といった構造を前提に設計でき、ハッシュによる疑似マルチページではなく「本物のマルチページサイト」として検索エンジンにも理解されやすくなります。
マルチページ構成やハッシュセクションの違いについては、以下のドキュメントで詳しく解説しています。
完全に日本語 UI で作りたい場合の代替ツール(slidde)
「メニューや設定画面も含めて、最初から最後まで日本語 UI でサイトを作りたい」という場合は、Carrd ではなく、日本語向けに設計されたサイトビルダーを使うのも一案です。 slidde は、Carrd に近い“軽量なワンページ/少数ページ向けサイトビルダー”で、編集画面からヘルプまで日本語で利用できるのが特徴です。
slidde では、
- リッチテキスト編集(太字・見出し・リンクなど)
- 1 ページにとどまらないシンプルな複数ページ構成
- 日本語フォントを前提にしたデフォルトデザイン など、日本語ユーザー向けの細かい使い勝手を意識して設計しています。
Carrd で日本語サイトを作る方法を理解した上で、「もっと日本語 UI に寄せたい」「複数ページの構成を柔軟にしたい」と感じたら、slidde も選択肢として試してみてください。
日本語で Carrd を学べるリソースまとめ
最後に、日本語で Carrd を学んだり、他の人の使い方を参考にしたりできるリソースをまとめておきます。 このブログ内の記事を組み合わせて読むことで、「Carrd 日本語」まわりの基本は一通りカバーできます。
- Carrd リソース
- Carrd 組み込みフォント一覧